信用を失うのは一瞬

私が大学を卒業して、初めて就職した会社での出来事。

当時営業職で、仕事も慣れて来た1年半位でした。

仕事は某事務機器会社で、飛び込み営業で自動車販売業の会社に行き、3ヶ月ほどで、自動車販売修理システムの契約を頂く事が出来ました。

当時は大変高額なシステムで機材ソフトの販売価格が400万円近い商品で、社長は最後まで難色を示していましたが、

事務担当の奥様が社長を説得して頂くことで成約致しました。

導入も終え、ソフト会社の指導中、オプションで特殊文字も追加で購入する事に成り、営業担当の私に連絡が来ました。

発注時奥様に、請求書は今月では無く来月に上げて欲しいと言われ上司に確認を取り、自社の事務員さんにその旨を伝えました。

翌月、自動車販売会社の奥様から朝1番で電話が有り、呼び出されました。

ソフト購入代金の請求書が来ているとの事で、「請求を来月にする事で話をしたはずなのに、なぜ今月請求が来ているのか?」

もう土屋さんの会社は信用出来ないと言われ、上司に報告。会社に戻り確認を取ると、事務員さんの失念。私が話した事をすっかり忘れていました。

その後上司とお詫びに行き説明をしましたが、奥様の信用を取り戻す事は出来ませんでした。

この事が無ければ、コピー機とファックスの入れ替えも決まっていたのですが、白紙に戻り、私は出入り禁止。

ソフト会社とコンピュターのメンテナンス会社のみ出入りが許されました。

この事を経験して信用を失い、時には取り戻す機会も無い事を知りました。

私が伝えたいのは、事務員さんの失念の問題では無く、お客様に取っての会社とは実際に会って話をしている私達営業だと言う事です。

「私は間違っていません事務員さんが間違えました」はお客様には一切関係ありません。

今なら分かりますが、私がやるべき事は事務員さんが当月の請求書を出す前に、もう一度確認を取る事が必要だったと思います。

 

 

 

                                                         群馬支店 土屋 孝義

信用を失うのは一瞬